Tokyo Story
(2007)
12年という年月を日本から離れて暮らして帰ってみると、
生まれ育った国にいるというのにガイジンの様相を現し始めた。
そんな暮らしの東京は自分の覚えていた「東京」ではなく、
「トーキョー」になってしまっていた。
欧米コピーの建造物が、日本独特の、もしくは自分が知っていた
建物のガレキの上に建ち始めていた。
そんな建物を見るうちに、それらと、異地に立つ自分を重ね合わせてみていた。
キャンバスに顔料インクとロウ。 80cm x 100cm.
個展の模様
現代ハイツギャラリーST (東北沢、東京)
2008.2.21 - 3.4.
- 写真、準備中
グループ展, "記憶の位相" 展示の模様
アップフィールド・ギャラリー (水道橋, 東京)
2007.4.7 - 4.22